夢日記(2024/07/14)

 目は半分覚めて、半分眠っている。もうそろそろ出かけないと。読書会はもう午前中で終わって家のなかには自分以外誰もいないはずなのに、視界の端で誰かいるような気配と、流しで水が流れている音が聞こえる。「誰かいるのか? ただ自分は寝違えたのかそっちの方を向けないんだ」そういうと「なんだ、こっちを向けないのか、顔を見せてやろう」といって流しの水は流しっぱなしのまま、そのひとは近づいてきて、私の肩に手を置いて、私の顔を覗き込もうとして、いなくなる。そこで私はここまでの出来事は夢のなかの出来事だったことに気づいて、流しでは水が流れていないこと、現実の自分は一言も声を発していなかったこと、部屋のなかには誰もいなかったことに気がつく。首もふつうに動かすことができて、自分がどうやら寝違えてもいないことに安心する。時間を確認する。もうそろそろ出かけないといけない。

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そのうちできるようにします。いまはできません。